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緊縛な映画&音楽PV案内~一期は夢よ ただ狂へ~

「一期は夢よ ただ狂へ」

twitterでフォローしている「団鬼六bot」から流れてきたこの言葉に鳥肌が立ちました。これは室町後期の古典「閑吟集」に収録されている歌だとのこと(槙村師匠、教えてくれてありがとう)。
この歌を少し前から引用。

ただ何事もかごとも 夢幻や水の泡
笹の葉に置く露の間に あじきなき世や
夢幻や 南無三宝
くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して
何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ

「水の泡」「露の間」のようなはかない「夢幻」の世。「夢の夢の夢の」ような世間だからこそ、すべてを肯定して「狂へ」ばいい―「一期は夢よ ただ狂へ」は団鬼六氏の座右の銘であり、氏の著書のタイトルにもなっています。

「花と蛇3」しか観たことのないaiは団鬼六=緊縛という図式になっているので(不勉強 笑)、「緊縛」(っぽい)シーンのある映画やPVについてちょっと書こうと思います。


0616.jpg

ひとつ目は、岩井俊二の映画「undo」。
「強迫性緊縛症候群」という病にかかってしまった萌実(山口智子)は、ペットの亀や由紀夫(豊川悦司)との写真、ふたりの部屋など、あらゆる物を縛っていく。そしてある日、途方に暮れた由紀夫は萌実の体を縛りはじめる。岩井映画のなかで一番好きな作品です(とは日常では大きな声で言えないのだ)。映像がとても綺麗です。そしてとてもエロティックです。

ラストシーンで、縛られて部屋のすみに固定された萌実に、淡い光がふりそそぎます。それがこの世のものとは思えないほど綺麗で、観たあと、しばらく余韻が残ったのを憶えています。
(ちなみに、萌実が由紀夫に「もっと縛って」と催促をし、由紀夫が縛られた萌実の顔にワインをかけるシーンがあるのですが、ここはWAM的にとても萌えます 笑)




次は、椎名林檎「ここでキスして。」のPV。
さりげないけど、昔からすごーーーく気になっています(笑)。椎名林檎(特に初期)は曲も歌詞もとてもエロティックですが、PVもどれもドキドキするものばかり。



「罪と罰」のPVはギターやベンツがスライムまみれになるWAM的演出あり。aiはツボです。


そして最後は、映画「ナナとカオル」。記事も書きましたが、しつこくまた書く(笑)。

ナナを縛る前、カオルが心の中で「ナナの事が大好きだって、気づかれちゃダメだ!」(ちょっと違うかもしれないけどこんなニュアンス)と叫ぶシーンがあります。
カオルは、もしかしたらナナを縛りたいから縛るんじゃなくて、「縛ることでしか愛情表現が出来ない」から、ナナを縛っているのかもしれない?と考えてみると、フェチやセクシャルマイノリティたちの「運命」みたいなものが、このセリフにあらわれているような気もするのです。なんて強引な解釈(笑)。


0616_02.jpg

団鬼六氏の著書・「SかMか 体の闇がわかる本」というのをAmazonでポチってみました。装丁が佐藤雅彦風でかわいらしいのはなんでだろう~なんでだろう~(笑)。

後日追記。本が届きました。
「SM」という言葉は、「サドとマゾ」を略して鬼六氏が作った造語だと初めて知りました。SMの第一人者だったのですね。彼の妄想は幼稚園児の頃からだったそうで、幼稚園の先生をターゲットにした妄想が記されていましたが、驚愕のキチクさです。
今は誰もが知っているSMというフェチシズムを、雑誌(への連載小説)というメディアの形で日本に広めた彼の活動には、非常に恐れ多いですが、共感するところがありました。

さて本の内容は、予想に反して、コミカルでした。。。
「性的なSMと社会的なSM」という章では、性的なSMは先天性で社会的なSMは後天性、そして両者は必ずしも一致しない、という話(ふむふむ)。「モテる男はSとMを使い分ける」という章では、SMは相手とのコミュニケーションに役立ちます、とあり、モテるためのSM、の話。「会社で上手くいくためのSM」という章もありました。あれ、aiは何の本を買ったんだっけ?(笑)
にしおかすみことの対談もあります。鬼六氏の分析では、にしおかすみこは「ややM」だそうです。

完全に「男性目線」のSM論なので、共感しがたい部分もなくはないですが、「自分や他人を分析する新しい切り口」を気づかせてくれるような本です。。。

だから、aiは何の本を買ったんだっけ?(笑)

comment

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当分おしゃれテイスト

コバさん、こんばんは。

ブログmessyって何?荒らしのことですか?(笑)

>まだあげそめしこめかみの
>十字路のように見えしとき
>微笑みたる白塗りの
>可愛い顔が台無しだ
>あ~台無しだ

メロディ付で聴いてみたいものです(笑)。

おしゃれテイスト 時々 狂?

こころよ では いっておいで
しかし また もどっておいでね

でないと「いとわろし」ですよ(笑)

いつもブログmessyですいません。

やんわり釘さされてるし(汗)

まだあげそめしこめかみの
十字路のように見えしとき
微笑みたる白塗りの
可愛い顔が台無しだ
あ~台無しだ

なんだかもうグチャグチャだな(笑)

よーし次のmessy行ってみよー!

えーっと

コバさん&HIROKIさん

えーっと、aiはべつにコメント返さなくていいかな(笑)。
陰陽座って誰?なんか悔しいのでYouTubeでチェックしてみました。V系??妖怪へヴィメタ??混沌。。。(笑)
陰陽座の話はこの辺にしてね(笑)。

>コバさん

>どうせ儚い一生なら、
>好きなこと楽しんでいこうよ!

「一期は夢よ ただ狂へ」は、つまりはそういうことになるんでしょうね。人生においても言えることだし、でも「ただ狂へ」をそのままの意味でたまには「狂う」ことも「いとをかし」、かと思います(笑)。

陰陽座

HIROKIさん

先日はどうもお疲れ様でした。
あのダチョウ劇(笑)
仲間に入りたかったですよー
次はぜひ。

aiさんのお赦しも出ていることですので、
お答えしていきましょう!

知ることになったきっかけは、
たまーに打つパチ&スロでした。
(狂ではないです(笑))

ちょうど一時期、
よく陰陽座の曲があちこちで
使われていることがありまして、
引き込まれましたよ『甲賀忍法帖』
ベタですけどね(笑)

ベタでもなんでも、
それまで知らなかった人を引き込む曲ってのは
名曲だと思いますよ。

お気に入りは、『甲賀忍法帖』『妖花忍法帖』
ももちろんですが、
先の不純な動機から(笑)
『黒衣の天女』『紅葉』なんかも好きです(PVでね)。

特に『紅葉』は、鬼女の視点からの曲(?)ですので、

夢枕獏氏著『陰陽師』(ややこしい)

という小説によく取りあげられる
執念や嫉妬で鬼になってしまう女性の話と
勝手にリンクさせて、イメージが膨らみますねー

ライブには行ったことがありませんので、
雰囲気はわからないのですが、
どんな感じなんでしょうか?

そのうち一緒に行けるといいですねー
黒猫さんのコスプレしてくれる女性が一緒だと、
なお良し!(笑)

こんな所に仲間が

aiさん、おはようございます。
そしてコバさん、ご無沙汰いたしております。

陰陽座、僕もファンなんです!こんなところで仲間に会えるとは嬉しい限りです(笑)。

夢幻泡影は仏教の言葉からだけでなく、彼ら(と言うか瞬火さん)がオマージュを捧げている山田風太郎の忍法帖シリーズの一作、『くノ一忍法帖』の中に出てくる技名からも来ていると思います。

僕はもともと山田風太郎の諸作品が大好きで、陰陽座を知ることになったのも、それがきっかけです。

コバさんが陰陽座を知ることになったきっかけは何ですか?

陰陽座の作品の中で僕のお気に入りなのはベタなところで『甲賀忍法帖』、『妖花忍法帖』、そしてライブで盛り上がる『舞いあがる 』と言った所でしょうか。

コバさんのお気に入りの作品はなんでしょうか?

あ・・・ aiさん、ブログ上で記事とずれたことを書き散らかしてすいません。仲間を見つけたことが嬉しくてついつい・・・

どうかご容赦下さい(笑)。

夢幻泡影(むげんほうよう)

という言葉が仏教にはあるようです。

やはり人の世の儚さを現した言葉ですので、
ルーツは同じかもしれませんね。

狂う。
恐ろしくも、妖しく、悲しくも、美しい。
そんなイメージの言葉ですね。

現(うつつ)から魂が離れてしまった様。

ただ、ここでは転じて
「我を忘れて、好きなことに没頭する、打ち込む」
という意味合いで使われているんでしょうね。

この世の儚さを悲しむだけではなく、
どう向き合っていこうかという
メッセージが込められているように感じます。

どうせ儚い一生なら、
好きなこと楽しんでいこうよ!
てね(笑)

汚されて微笑んでいる女性。
(心当たりがあるでしょ(笑))

知らない人が見たら多分、
狂ってる…
と、思うことでしょう。

まあ、本人にしてみたら、
フェチを思い切り楽しんでいるだけなんでしょうけどね(笑)

余談ですが、
夢幻泡影という熟語は、
私が仏教に詳しくというわけではなく、
陰陽座というバンドで知りました。

いやー特殊メイクに近いアイシャドー
好きなんですよねー
私のツボです。

もうねー
夢露夢露(メロメロ)

いや苦しくないって!(笑)
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ai kotoni

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Wet and Messy Loversのためのフリーペーパー“clubwam!”を発行しています。その他、展示やイベントのお知らせ・レポートをUPしています。サイトはこちら→http://clubwam.tumblr.com。twitterは@loveai_

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SOLO
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2013 7.13-21
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2014 10.8-26
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GROUP
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2014 6.12-17
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2014 11.8-16
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2014 12.26-2015 1.11
ITECHO東京上映記念展 Night Gallery Cafe CROW(六本木)
2015 4.4-19
Stealth Exhibition  画廊喫茶GiGi(神戸)
2015 5.1-3
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2011
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2012
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2014
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2015
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2012.3 電子写真集"BLACK FETISH DOLL"(BCCK出版)発売
2013.1- TOKYO ZENTAI CLUBにてコラム、ギャラリー連載
2014.2 田中幸夫監督ドキュメンタリー映画"ITECHO 凍蝶圖鑑"出演
2014.11- 槙村瞭監督DVD・デジタル写真集”Be the Canvas!“パッケージデザイン
2016.4 フェチ東京ZINE”Feti.Tokyo通信”参加

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