FC2ブログ

スポンサーサイト スポンサー広告

--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

個展「cafe clubwam!(大阪・ONE PLUS 1 gallery)」 レポート 【exhibition】clubwam!

07.09.2013 Comment:0
暑い夏のはじまり。

大阪中崎町。下町の路地にある、古い小さな家の急階段に腰掛けておしゃべりをしていると、目の前にある玄関に、次々と、私の大好きな人たちや、町の人々がやってくる。
「暑いねー。」「中は涼しいですヨー、ゆっくりしていって下さい。」なんて会話をして、次々と家の中に入ってくる。

1階も2階も人でいっぱいになって、しばらく階段に腰掛けてお客様に挨拶をしていた。お客様も何人か、階段に座って、差し入れで頂いた羊羹を食べて。親戚のお兄ちゃんや妹たちとおしゃべりしているような懐かしい気持ちになる。

遠い昔の、私の一番好きな、夏の記憶に重なる。



コトニアイの初個展「cafe clubwam!」が終了しました。
2日間という短い期間でしたが、同志の方々はじめ、友人、家族、仕事のお客様、町の皆さま、たくさんの方々にお越しいただきました。ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました。体調不良のため座ったままや寝転んでのご挨拶となり大変失礼をいたしましたが、お楽しみいただけていたら幸いです。

そして、写真を撮ってくれたスタジオあるく!の足立駿介監督、師匠であるMessy Art Japanの槙村瞭氏、ユニット「dots and lines」として共作した_underline、「この場所しかあり得なかった」ONE PLUS 1 galleryのオーナー八津谷夫妻、ドキュメンタリーとして映像に残して頂いた田中監督&のんちゃん。
心身共に最大のサポートをしてくれたスタッフの_underlineとルカ。本当にありがとうございました。

個展は7/13(土)より神戸北野の画廊喫茶GiGiに巡回いたします(最終日は7/21(日))。喫茶店の壁面に展示するという形式で、大阪のものとは少し趣向が異なりますが、現代美術家であるマスターの凛さんの淹れるこだわりのコーヒーを飲みながら、お店そのものの雰囲気や北野の街を楽しみながらゆっくりご覧いただける展示になると思いますので、こちらもぜひお越しください。
※大阪で行ったゴム手袋の大きなインスタレーションはありません。


個展の様子を写真とともにレポート。

0709_01.jpg

小さな一軒家をまるまる使ったギャラリー。1階はコトニアイのソロ展示。約3年間、イベントやプライベートで撮影した写真作品を中心に展示しました。

0709_07.jpg

お人形さんにもパイ投げ遊びをさせました。幼い頃こういうことをして怒られました。まさか大人になってもやってるとは。

0709_03.jpg

2階は_underlineとのコラボ展示。壁面に2つのフェティシズム「Wet and Messy×Latex Gloves(WAM×GOM)」をテーマにした「dots and lines」の写真。
真ん中には今回の個展テーマである「被覆感覚」を体験してもらうべくゴム手袋によるインスタレーションを。
お客様は設置された椅子に座り、それぞれの感覚で楽しんで下さっていました。

0709_06.jpg

ゼンタイを着てゴム手袋に埋もれるお客様も。

0709_02.jpg

スタッフのユニフォームは「パイ投げうさぎ」のTシャツと、ルカが見つけてくれたMessyなニーソ。グッジョブ!

1日目・7/6は閉廊後、「パイ投げレセプション」を開催しました。
設営前日にオーナーの八津谷さんに提案したところ、まさかの快諾。前日告知という無茶ぶりにも関わらず15名~20名くらいの方にご参加いただきました。
ほとんどの方がパイ投げ初体験。オーナーの奥様のあんこまんさんもノリノリで参加!

0709_04.jpg

恒例の大量シェービングクリームパイの図。

0709_05.jpg

ルカとの「あっち向いてパイ!」に負けたアイ。パイ顔でドキュメンタリー映画の取材を受けてます。
※今回の個展の様子は、関西アンダーグラウンドで活動する方を追ったドキュメンタリー映画に収録していただきました。来年秋頃の公開ということなので詳細はまた。

0709_08.jpg

あっという間にみんな全身パイまみれ!みんなで片付けまで手伝っていただき、レセプションは大盛上がりで終了しました。

2日目は1日目を超えるご来場。1階も2階もずっと人でいっぱいでした。フェチの人、アートが好きな人、通りがかったおじさん、それぞれがそれぞれに感じ感想を話してくれました。その多様な感想のひとつひとつがとても嬉しいものでした。うまく言えないけれど、「伝わった」と、感じました。


もともとは、私個人のセクシャルマイノリティについての悩みを解決するために始めた活動でした。そしてだんだん光が見えてくるにつれ、自分と同じような悩みを持っている人がもしも他にいて、そういう人の力に少しでもなれたら、と思うようになりました。

「ピュ~ぴる」というアーティストがいます。
性同一性障害を持ち、自らのその変化を(男から女へではなく、「ピュ~ぴる」という存在への変化です)作品として発表しており(Snow white)、私はその作品がとても好きです。
彼女にお会いしたとき、自分の活動を少し説明したところ、こんな言葉を下さいました。

「幸せになりましょう。幸せにしましょう。誰しもが幸せに自らの人生を生きる事が出来ます様に」

セクシャルなものではなくても、人間は誰しもがマイノリティな何かを、人とは違う何かを抱えているのかもしれません。
彼女の言葉にも似た「何か」を、大阪下町の小さな一軒家に作ることが出来ていたら、幸せに思います。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。